受験者必見!コーヒーインストラクター2級試験の振り返りと出題問題紹介

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こんにちは、珈琲マイスターのTowaです。
当サイトへのご訪問ありがとうございます☕

この記事では、以前私がコーヒーインストラクター2級の試験を受けた際の感想と、大まかな試験内容を思い出しながら綴ってみました。

これは私の体験ですが、試験に合格するには過去問をやるのが近道!!だと思ってます。
これからコーヒーインストラクターの試験を受ける方への参考になれば幸いです^^

ちなみに…既にコーヒーマイスターの資格は持っているのですが、
コーヒーマイスターとコーヒーインストラクターでは求められるコーヒー知識が違います!
違いについては追々、別の記事で書こうと思います^^

試験を受けてみての感想

コーヒーインストラクターの講習会から約1ヶ月後に行われる資格試験。
私が受けたのは、2021年5月の第36回コーヒーインストラクター2級検定です。

問題は全部で46問。実技(カッピング)1問、筆記45問です。
配点は、恐らくですが実技1問10点、筆記1問2点かと。

受けてみての正直な感想は…
思ったよりマニアックだった」!
特に、生産国の地図上での細かい位置まで聞かれたのはびっくりでした。
自己採点ではここだけで3問くらい間違えてました…悔しい…

無事に合格はできていたのですが、今回の試験を受けてみて、常に知識のブラッシュアップは必要だなとしみじみ感じました💦

カッピング問題

第1問目はカッピング問題!
コーヒーインストラクターの講義でも度々カッピングは行っていたので、そんなに驚きはしませんでしたが…

実技試験のカテゴリに入るので、恐らく配点は10点。結構大きいです。

試験と同時にコーヒーが2種類配られます。
1つはアラビカ種、もう1つはカネフォラ種。どちらがアラビカ種なのか当てなさい、という問題。

これはそんなに難しくなかったですね。
アラビカ種には特有の華やかな酸味があり、カネフォラ種は麦茶のような香ばしさがあります。
普段からコーヒー、特にアラビカ種を飲み慣れていたりすれば簡単に解ける問題だったと思います。

生産国の場所&格付け

国土に番号が振られた世界地図があり、
A~Jの国が地図上のどこに位置するのか、どのような格付け方法を使用しているか
を答える問題です。

ちなみに出題されたのは、
ブラジル・コロンビア・エチオピア・グアテマラ・インドネシア・ケニア・ジャマイカ・メキシコ・ベトナム・イエメン
の10ヵ国。

格付けは、規格まで含めて覚えたのですが、まさか生産国の地理をここまで詳しく答えさせられるとは…!
完全に盲点でした。
コーヒーインストラクターテキストの2級編の中に載っている地図はチェックしていたのですが、そこよりもさらに詳しく、テキスト巻頭のカラー地図ばりに細かい地図で解答しなければなりませんでした。
中米(特にグアテマラとジャマイカ)とベトナムの場所がわからなかった…
もっとちゃんと地図見ておけば良かったです。規格とか出なかったし。悔やまれます…

正誤問題

残りは正誤問題です。
マークシートなので、あっているほうをマークするだけ。
以下、覚えている限りで問題書いてみます。記憶を頼りに書いてます(試験問題は持ち帰れないため)ので、細かい文章は違います。こんな感じの問題出るんだな~程度に見てみてください。

  • ブラジルでは11月~2月にかけて収穫期が訪れる
  • ベトナムはカネフォラ種の生産が世界第2位である
  • インドネシアではカネフォラ種の生産が大半を占める
  • コロンビアでは非水洗式カネフォラ生産量が世界一である
  • 水洗式の精選方法での最終乾燥状態はコーヒーの果実である
  • 豆の大きさで選別する方法を比重選別という
  • 「ブルーマウンテン」とは、ジャマイカ・ブルーマウンテン地区にて生産されたアラビカ種コーヒー豆のことである
  • イエメンで生産されたアラビカ種コーヒー豆を「モカハラー」という
  • 「キリマンジャロ」とはタンザニアで生産されたアラビカ種コーヒー豆をいう
  • 多数の小農園が持ち寄った(まとまった)コーヒーよりも、大農園が一貫して処理したコーヒーのほうが味が安定している
  • 煎りの浅い豆と煎りの深い豆では、カフェイン含有量が異なる
  • 炭焼きコーヒーは、豆全て(100%)が炭で焙煎されたものでなければならない
  • ブレンド方法について、生豆の状態でブレンドしてから焙煎することを「プレミックス」という
  • 100gの生豆を焙煎すると、100gの焙煎豆ができる
  • アルカリ性の水を使って抽出すると、酸味が際立つ
  • 浸漬法による抽出は再現性が低い
  • 酸味成分はお湯の温度・時間・挽き方の影響を受けやすい
  • モカポットは9気圧程度で瞬間的に抽出する器具である
  • 水出しコーヒーは抽出にかける時間が長く濃くなりがちなので、豆は粗く挽くのが特徴である
  • 保存時の酸素濃度は1%以下が望ましい
  • 温度が10℃上がると、劣化速度はおよそ2倍になる
  • ガスバリア性の高い包装の場合、開封後も長期間保存が可能である
  • 抽出したコーヒーを保温性の高い魔法瓶に入れておくと、30分経っても経時変化は見られない
  • 同じ豆を用いて同じ方法で抽出する場合、豆10gで140cc抽出するのと豆20gで280cc抽出するのでは味は同じである
  • リキッドコーヒーにおいて、生豆使用量が2.5%以上5%未満のものを「コーヒー飲料」と呼ぶ
  • 非水洗式は「ナチュラル」と呼ばれる通り、乾燥させるときは必ず天日乾燥である
  • インスタントコーヒーのスプレードライは、一般的に粒度は細かくなる
  • 低圧低温にしたエキスから昇華を利用して水分を取り除いたものをフリーズドライという

正誤問題は全部で35問あったのですが、あと6問が思い出せません。うーん、何だっけ…?

おわりに

コーヒーインストラクターの試験は、出題範囲はそこまで広くないです。
テキストの3分の1くらい。

なので講習会をよく聞いて、試験前に1日集中して勉強すれば合格できるはずです。

講習会は、正直知っている内容ばかりでとても眠たかったのですが(コラッ!)、
テキストに載ってないことをポロっと言われたりして、しかもそれがそのまま試験に出たりしたのでちゃんと聞いておくべきだと思います。笑

これからコーヒーインストラクター2級の取得を目指す方、健闘をお祈りいたします!

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